災害対策事業
災害時に備えて
飼い主の皆さんへお願い
もし、災害が発生した場合には、飼い主は動物と同行避難することを原則としています。避難所には多くの方々が家族の一員である動物と一緒に避難してきます。動物たちは、被災者の方々の不安な心を和ませ、見知らぬ人々とのコミュニケーションの機会を与えてくれますが、同時に避難所での共同生活や自宅を離れた避難生活においては動物に係わる様々な問題が発生することが予測されます。そのため、連れてきた動物が周囲に迷惑を及ぼさないように、飼い主は日頃から社会のルールに従った適正な飼育管理ができるよう心懸けてください。
以下のような項目について確認しておきましょう。
・日頃からのしつけ(排尿・排便行動、他の人や動物たちに慣れさせておくなど)
・予防接種などの健康管理
・自分が所有する動物であることを他人に明示する措置(鑑札、マイクロチップなど)
・避妊・去勢手術を受けておく
・親類、知人、動物病院など預けられる場所の確認
ペットのための防災用品
避難所では、人に対する準備はされていますが、ペットに対する備えは基本的に飼い主の責任で揃えることになります。次に挙げるものを用意しておきましょう。
1.ペットの食事と水(3日間程度)
2.ペットのトイレ用品(ペットシーツや猫の砂など)
3.ペットの常備薬
4.避難所でのペットケージ・檻・リード・ハーネス(猫にも必要です)
5.鑑札・迷子札などの身元を表示するもの
6.ペットの写真、出来れば複数枚(ペットを探すときに必要です)