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マイクロチップ


マイクロチップのメリットと義務

●迷子、逸走の際に安心
もし、ペットが迷子になっても、発見された際に身元がすぐに確認でき、飼い主の元に戻って来る可能性を高めます。
●地震や火災などの際にも
災害発生時に保護された際に、的確な救護処置が可能となり、飼い主への返還率を高めることになります。
●盗難防止に有効
番号の変更、改ざん、消去ができないので、ペットの盗難など、いざという時に確実な身元証明が可能となります。
●不慮の事故に遭ってしまった場合でも
環境省の統計によれば、負傷動物として収容された犬、猫のうち、飼い主の元に戻ったペットはごくわずかであると報告されています。保護された時の飼い主への返還率が高まる可能性があります。
●特定動物(危険動物)の個体管理に
いわゆる危険動物を飼養するためには、動物愛護管理法に基づき都道府県知事の許可が必要とされており、マイクロチップなどによる固体識別措置が義務付けされています。
●特定外来生物の飼養許可の証明に
特定外来生物被害防止法に基づき、飼養等されるアライグマ等の特定外来生物には、マイクロチップなどによる個別識別装置が義務付けられています。
●海外から輸入される犬、猫などに
日本到着時の係流期間を短縮するためにはその他にも条件がありますので、詳しくは動物検疫所にお問い合わせ下さい。

マイクロチップとは

●動物の個体識別を可能にする電子標識器具です。マイクロチップは、専用のインジェクターで犬やねこ等の背側頚部皮下に埋め込んで使用します。埋込みは通常の皮下注射と同様で、麻酔は必要ありません。

●それぞれのマイクロチップには世界で唯一の変更不可能な15桁のナンバーが記録されています。読取器(リーダー)から発信される電波によって迅速で正確にナンバーを読み取り、個体識別が可能となります。ナンバーに対応する飼い主の名前や電話番号などの多くの情報がデータベースに登録可能です。

●内部はIC(電子回路)、コンデンサ及び電磁コイルから構成されています。これらを生態適合ガラス(鉛を含まないガラス)で完全に密封してあります。

●マイクロチップを読み取る仕組みは、読取器(リーダー)から発信される電波が、電磁誘導によってマイクロチップ内のコイル(アンテナ)に電力を発生させ、これによりICチップが起動し、15桁のナンバーのデータ電波を発信する仕組みとなっています。このため、マイクロチップ本体には電池が不要で、半永久的な使用が可能です。

大きさ、形状と材質について

直径2mm、全長12mmの円筒形で、全表面は生体適合ガラスで覆われ体内移動を防止するため微細な凹凸が付いているものもあります。両端は丸く処理されていて密封されています。

安全性と耐久性について

少なくとも30年程度は耐用(その動物の生涯にわたり使用可能)するように設計されています。現在に至るまで故障、また、外部からの衝撃による破損事故の報告等はありません。
またマイクロチップの表面素材は生体適合ガラスを使用しているため無害です。

使用可能対象動物および注入時期

マイクロチップの使用は哺乳類、鳥類、は虫類、両生類、魚類に可能です。犬、ねこへのチップの埋込みは、一般的には、犬は生後2週齢頃、ねこは生後4週齢頃から可能と言われています。その種類、大きさ等により埋込み時期が異なりますので、かかり付けの動物病院でご相談下さい。

費用について

動物病院でかかる費用の他に、データの登録料が必要な場合もあります。総費用は動物種や動物病院によって異なりますので、各病院にお問い合わせ下さい。