飼い主のいない猫の不妊手術支援事業
飼い主のいない猫の不妊手術(避妊・去勢)支援事業について
公益社団法人福井県獣医師会は、飼い主のいない猫(野良猫)の繁殖を制限することにより殺処分される不幸な猫を減らすため、野良猫による住民の環境被害の改善のため、また飼い主のいない猫との共生を目指す地域猫活動を支援するため、飼い主のいない猫の不妊手術支援事業を実施します。
1 対象となる方
(1) 福井県内に居住する方で、手術予定の飼い主のいない猫と同じ居住地域の方
(2) 猫を捕獲、保護し動物病院に連れて行き、手術後は元の場所に戻すことができる方
(3) 手術済みの猫であると判断できるように、手術時に耳先をV字カットすることを了承
できる方
(4) 手術同意書に同意できる方
※同一年度内において、1世帯当り10匹を限度とします。
2 対象となる猫
生後4カ月以上で、外観上健康と認められる飼い主のいない猫(野良猫)
※飼い猫は対象となりません。野良猫であることの確認のため自治会長(区長)、又は
役員の方の署名・捺印が必要です。
3 事業実施期間
平成29年6月1日より通年
4 支援の内容
オスの去勢手術を 10,000円(税込)で手術を行います。
メスの避妊手術を 15,000円(税込)で手術を行います。
ただし、ノミ等の外部寄生虫が寄生している場合は院内感染予防のため駆除いたしますが実費をご負担いただきます。また重度伝染病に感染している場合、お引き受けをお断りすることがございます。
5 申請について
(1) 申請書は協力動物病院にありますので、事前に取りに来ていただくか下記よりダウンロードしてお使いください。
(2) 手術の日程を協力動物病院に事前に相談し決定してください。
(3) 申請書に必要事項をご記入の上、実施動物病院に提出してください。
このとき申請者の住所が確認できるもの(免許証等)をお持ちください。
申請書の内容を確認し、手術同意書にご署名いただき、手術をおこないます。
6 注意事項
(1) 飼い主のいない猫を対象としています。首輪や名札があるものや特定の人に継続的に世話をされているなど、飼い主がいる可能性のある猫は手術できません。
(2) 不慮の事故や天災などによる失踪・死亡した場合は福井県獣医師会及び手術を行った獣医師は一切の責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
(3) 麻酔をかけられた猫がすでに手術済であることが判明した場合でも、耳先カットを行い、手術費用はご負担いただきますので、あらかじめご了承ください。
(4) 猫の捕獲や病院に連れて行く際には、人も猫もケガのないように注意してください。普段どんなにおとなしい猫でも、場所が変わると興奮して暴れる場合があります。洗濯ネットなどに入れて病院にお連れください。
(5) 飼い主のいない猫の世話を行う場合は、周辺住民に迷惑がかからないよう、エサ、ふん尿の管理を適正に行い、地域住民の理解を得るように努めましょう。
7 協力動物病院
下記添付ファイルにて掲載